第35回日本頭蓋底外科学会 第35回日本頭蓋底外科学会

会長挨拶

第21回日本褥瘡学会関東甲信越地方会学術集会 会長挨拶

第21回日本褥瘡学会関東甲信越地方会学術集会
会 長 木下 幹雄
(医療法人社団心愛会 TOWN訪問診療所 理事長)

※直筆メッセージをクリックすると音声が流れます。

閉塞感。
褥瘡治療を取り巻く環境に漂う行き詰まった感覚。
褥瘡を発生させると報告義務が生じて怒られる。褥瘡治療は難しいだけでなく、新たな治療法もなかなかない。褥瘡治療はきつい、汚い、苦しいなど、とにかくマイナスイメージが強い。

〜行こうぜ。ピリオドの向こうへ〜
アーティスト「氣志團」の楽曲One Night Carnivalの一節である。
褥瘡治療には「TIMERS」など、治療法の新しい概念も生まれ、それに伴って新しいデバイスや治療法などが次々と生まれてきている。また、治療する場も病院やクリニックから在宅へ移行しつつある。在宅では、医師、看護師だけでなく、家族、ケアマネージャー、ヘルパー、管理栄養士、リハビリテーション、薬剤師、マッサージなど多職種が連携することが重要で、うまく機能すれば病状を大きく改善することができる。そのほかにも福祉用具やIT機器の適正な導入、デイサービス、ショートステイなどを導入し、患者の治療環境を構築することでより快適に治療に取り組むことが可能となる。つまり、褥瘡治療は新たなステージに突入したと言っても過言ではないのです。

皆で集まって、新しい治療法について勉強したり議論する場を作りたい。
多職種連携の最適な構築について仲間と語り合いたい。
この第21回日本褥瘡学会関東甲信越地方会学術集会がそんな場になってくれたら本望である。
さあ、一緒に
〜行こうぜ。ピリオドの向こうへ〜

日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会
2024年度関東甲信越地区床ずれセミナー 会長挨拶

日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会
2024年度関東甲信越地区床ずれセミナー
会 長 藤井 美樹
(順天堂大学医学部形成外科学講座・大学院医学研究科再生医学)

〜行こうぜ。ピリオドの向こうへ〜

このたび、日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会2024年度関東甲信越地区床ずれセミナーの地区会長を拝命致しました順天堂大学形成外科・再生医学の藤井美樹と申します。在宅ケア推進協会は現在、日本褥瘡学会の一部でありながら、互いの学会の交流は少ないと感じています。また先輩方の大変なご尽力のもと褥瘡予防、治療、対策全てにおいてすでに様々な取り組みがされ、これ以上の発展はないのでは、という行き詰まった感じが漂っているのも現実です。そこで今回は、第21回日本褥瘡学会関東甲信越地方会学術集会の大会長である木下幹雄先生と相談し2つの会を合同、現地で開催することに致しました。目指すところは同じである仲間が集まり、お互いの良いところを出し合い、また困っていることを共有しあって新たな褥瘡治療のステージに進むことが、今一番、魅力的で大切なことだと考えます。
また2024年度の在宅ケア推進協会全国会長、田中秀子先生が掲げたテーマである「Z世代に期待する次代の在宅褥瘡ケア」について本会でもぜひ議論したいと考えています。Z世代といわれるデジタルネイティブの人たちだから生み出せる、新しい褥瘡治療があるのではないでしょうか。

キレイな夜景の見えるお台場で、みんなで顔を合わせて新しい褥瘡治療のステージに向かいましょう!

先頭に戻る